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幾多の苦難に遭いながら木地屋の伝統を守り、大所木地屋を今日まで支えてきたわたしたちの先人の霊に、そして今なお草深い諸国の山野に訪う人もなく寂しく眠るすべての木地屋たちの霊に。
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木地製作工程@
「カタオコシ」・・・・木地屋の仕事の第一歩
 お椀作りの最初は山のトチの木を伐採するところから始まります。
 木地屋では、丸太のまま材料を村まで運ぶことをせず、山でお椀一個分のおおまかな形にしていました。これがカタオコシという作業で、道具はヨキ一丁です。さらに、この内側をナカキリチョウという道具で削ってくぼみをつけますが、このときくでにお椀の形を計算した作業が始まっているのです。このナカキリは婦人の仕事とされていました。
漆器製作工程A
上塗りと蒔絵
 「塗り門場」と呼ばれる所(下図)で、漆器の最後の工程、上塗りと蒔絵が行われます。漆塗りはほこりを嫌う作業なので仕事中は階段の上でスライドする天井をしめていました。主な道具は漆塗り機、漆刷毛、蒔絵筆、塗ったところをさわらずにお椀を支える道具「テガタ」などです。
当資料館では上記のような展示品と漆器製作までの工程の説明をしています。

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